福田たえ美 です。
初の沖縄入りは、うつ病対策でマスコミにも何度も取り上げられた精神科医・
仲本先生が所長を勤める沖縄県総合精神保健福祉センターに行って参りました!
沖縄県南風原町にある同センターは、平成17年8月より統合失調症中心のデイケアから、うつ病デイケアへと本格的スタート。時代の変化に合わせた対応へと切り替えたそうです。
このセンターでは、30~55歳を対象に就労を目標にした治療を実施しています。
集団認知行動療法
認知行動療法:考え方の癖を変えることによる治療法
集団は、8名位の当事者同士で考えを述べ合うことで思考の癖を改善。
当事者でありながら、同じ悩みで苦しむ仲間の支えになれるのが特徴です。
ある40代の男性は、治療に行くのが辛くなった時に、仲間から掛けられた言葉を思い出します。
自分はダメ人間だと思うことは、同じ病気で悩む仲間までダメ人間と言うことになる。
申し訳ない。また、仲間のいる所に戻り最後まで治療を続け社会に戻るきっかけを掴んだそうです。
仲本先生は、社会復帰に最大効果を出すのが集団認知行動療法、作業療法そして気分グラフのオリジナル活用法だそうです。
作業療法で、慢性うつ病の自律神経機能を改善することでより認知行動療法が実践し易くなるとのこと。(週1回のスポーツだけでも、効果があるそうです)
気分グラフは、自身の気分を目で見て分かる様にすることで改善へと促進させるそうです。
以上の様な、仲本先生のオリジナルの治療法も改善への大きな力ですが、何よりも皆に元気になって欲しいとの先生の熱い思いが大きな力になってると感じました
先生の熱い思いに、全国が注目をすることになったと思います。
認知行動療法とは・・・自分の変革!
簡単に変えれない現実問題(死別、失恋、病気など)に対する心の受け止め方を変えることでストレスを軽減させるそうです。
自分を変え様と思うことからスタートですね。
話しを聞き終わった私自身が、認知行動療法を受けた様に心が軽やかになれました。
仲本先生、冨里先生並びにスタッフの皆様、ご多用中にも関わらず、ご丁寧な説明と解答頂きましたこと心より感謝申し上げます
左から、私(福田たえ美)、冨里先生、
仲本先生、岡本のぶ子区議、
杉田みつのぶ区議です。