第3回世田谷区議会定例会が9月20日~10月21日会期日程で開催され、9月22日 3点質問を致しました。
(1)エフエム世田谷の災害時における有効活用について
東日本大震災では、ラジオやインターネットが重要な情報手段となった。区内難聴地域、及び区外においても聴けるエフエム世田谷のインターネットラジオを広く周知する為、区報や災害時区民行動マニュアルなどに明記することを求めました。
(答弁)災害対策の観点から、エフエム世田谷の聴取手段の多様化は重要と考える。ご指摘の区報では、今後、災害情報のインターネットラジオの提供を明記し、災害時区民行動マニュアルでの周知など認知度向上に努める。10月1日から区報の一面記載から、改善されました。
(2)がん対策について
区の22年度のがん検診受診率は、女性特有のがん以外は10%にも満たない。土日の受診枠を拡大するなど、受診率の向上を図り、がんの早期発見につなげること。さらに胃がん対策に、ピロリ菌の検査導入を求めました。
(答弁)受診しやすい体制の整備や効果的な啓発と受診勧奨を行う。ピロリ菌検査導入について、国の動向など総合的に検討して参りたいと考えております。
(3)認知症対策について
認知症を早期に治療できれば、地域で安心して生活を送ることが出来ます。
早期発見に向け、65歳以上の特定検診の項目に認知症に関する内容を追加することを求めました。
(答弁)介護予防の基本チェックリストへの新項目の追加を検討する。
そして、会期内に開催された決算特別委員会では、区民生活委員会と福祉保健委員会で質問致しました。
【区民生活委員会】
(1)区の窓口サ-ビスの向上について
特に、死亡届・出生届なでを扱う戸籍係の窓口は人生の重要な手続き部門です。
誰にでも分かり易い手続き案内など工夫は出来ないか?
(答弁)より見やすい記入例や案内書の内容工夫など、より一層、区民の方に分かりやすく親しみやすい窓口となるよう努めて参ります。
(2)脱・東京電力依存による節電対策を。
(答弁)今夏の区の節電対策で得た経験を生かして、節電にしっかり取り組んで参りたい。
【福祉保健委員会】
(1)総合的な自殺対策の取り組みを
平成10年以降、全国で12年連続して自殺者は3万人を越えてます。
ここ世田谷区でも、毎年150人前後の自殺で亡くなっています。
具体的な方策を求めました。
(答弁)世田谷区自殺対策協議会の中に、ハイリスクアプローチ部会、及び情報提供部会を設置し、具体的な取り組みの実現に向けて検討に入ります。
(2)認知症対策について
予防、早期発見の為には、あらゆる世代の区民の方々にも認知症の正しい知識普及が重要です。
認知症講演会などを土日開催は出来ないか?
(答弁)今後、開催曜日に関しては区民参加しやすいように柔軟に対応していきたい。