免許写真 医療用帽子も可/がん患者に配慮し改善を明言

 

   11日の参院決算委員会で公明党の佐々木さやかさんと宮崎勝氏が質問した。
佐々木さんは、がんの治療によって脱毛症状のある患者への配慮として、医療用の帽子をかぶった状態の顔写真を運転免許証に使うことを認めるよう訴え。
小此木八郎国家公安委員長から改善を明言する答弁を引き出した。


 佐々木さんは、

女性の患者から公明党に対し

「免許更新の際に帽子をかぶった写真が認められなかった」との相談があったことに言及。医療用ウイッグ(かつら)が認められた事例はあるものの、患者によっては費用が少なくて済む帽子を選択している現状も指摘した。その上で、医療用帽子の着用を、道路交通法施行規則で写真の条件に定められている「無帽」の例外として認めるよう求めた。

 小此木委員長は「指摘はもっともだ。規定の改正も含め、現場で(患者に)配慮した取り扱いが統一的になされ、徹底されるよう警察を指導する」と応じた。

 一方、佐々木さんは、

成人年齢を18歳に引き下げる民法改正案が審議中であることに関して、

離婚後に支払う養育費を巡り「(子どもが)高校在学中に18歳になっても経済的に自立しているとはいえない」と指摘。

「成人になれば養育費の支払い義務がなくなる」などの誤解を招かないよう対応を求めた。

上川陽子法相は「検討し、速やかに対応する」と答えた。


公明新聞  2018年06月12日付け


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世田谷区議会議員

福田たえ美(妙美)

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