世田谷区議会議員の福田たえ美 です。
公益社団法人・東京都玉川歯科医師会創立70周年、誠におめでとうございます。
たかく都議、岡本世田谷区副議長と共に、参加させて頂きました。
創立70年の歴史を紡いだ多くの歯科医師の先生方。
区民の健康を守るため熱き想いで取り組んでこられた歴史でもあります。
このような、貴重な場に参加させて頂きましたことに心より感謝申し上げます。
●全国の先駆けとなった「口腔がん検診」
玉川歯科医師会の皆さまは、区民の健康を守るため「口腔ケア」の事業を行なって下さっています。
特筆すべきは、全国の先駆けとなった「口腔がん検診」です。
「口腔がん」は、希少がんのため、認知度が低く、そのため発見の遅さに繋がり予後を悪くしています。
玉川歯科医師会では「口腔がん」の周知と併せて「口腔がん検診」もスタート致しました。
※口腔がん・・・口腔(口の中)にできる悪性腫瘍です。
舌、上下の歯肉(歯ぐき)、頬粘膜(頬の内側)、硬口蓋(上あご)、口腔底(舌と下側の歯ぐきの間)、口唇(くちびる)にできます。長引く口内炎、歯がぐらつく、入れ歯が合わなくなってきた等。(国立がん研究センターのHPを参照)
●世田谷区口腔がん検診については、こちらです。
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/003/003/001/d00140504.html
●堀ちえみさんが語る「ステージ4」から希望のステージへ
舌がんによるリハビリを継続している堀ちえみさん。
口腔機能の低下で苦労しながらも必死に語る姿は、闘病生活を自身の使命へと変えた姿でした。
少しでも多くの方に「口腔がん」を知っていただきたい。
早期発見、早期治療が出来ていれば・・・
悔やむ心中を吐露されるのは、命が助かった感謝の裏に突然失わわれた日常に苦しむ思いがにじみ出ていました。
口内炎が長く続き、舌の違和感を感じるようになった。
舌がんの診断までに時間を要した。
診断されたときには、ステージ4。
オペで、命は助かったが・・・ 苦しい孤独の日々。
舌を切除することは、飲み込む困難、しゃべる困難、不自然な表情など、生活のクオリティーに大きく影響していきます。
しゃべる困難は、意思を伝えられないことに通じます。
これは、人権に関わる重大なことでもあり且つ、孤独感を増大させます。
リハビリ中の堀ちえみさんが、必死に語る姿に、心中「頑張って!」と叫んでいました。
私も同じ歳の女性として、病気の予防と早期発見に少しでも尽力していきたいと一層決意致しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
世田谷区議会議員 福田たえ美