糸魚川大火

発生から30時間で鎮火 延焼150棟、4万平方メートルに及ぶ

新潟県糸魚川市の大規模火災で、市災害対策本部は23日、発生から約30時間後の同日午後4時半に鎮火したと発表した。焼損家屋は約150棟に増え、延焼面積は約4万平方メートルに上った。

県警糸魚川署は同日、出火元となった中華料理店の鍋の空だきが火災原因とみられると発表した。同署は市消防本部と合同で実況見分を始めた。今後燃え広がった経緯などについて調べを本格化させる。

市によると、新たに消防団員5人が煙の影響による目の痛みを訴えるなどし、負傷者は住民2人を含む計10人となった。

一方、糸魚川市は被災者の生活再建へ、住宅問題などの相談窓口を市内2カ所に設置。今後、公営住宅や民間の借り上げなどで住まいを確保する。がれきの撤去は年内の完了をめざす。

市は22日から363世帯、744人に避難勧告を出しており、市が設置した避難所や宿泊所に家を失った住民らが避難している。

市消防本部によると、火災は22日午前10時半ごろ、糸魚川市大町の中華料理店で発生し、強い南風を受けて北側に燃え広がった。

平木氏らが現場調査

 

公明党の平木大作参院議員と新潟県本部「糸魚川市火災災害対策本部」の志田邦男本部長(県代表、県議)、安沢峰子県議、地元の保坂悟糸魚川市議らは23日、火災現場を調査するとともに、米田徹市長から要望などを聞いた。

一行は初めに市の対策本部で、米田市長から状況説明を受けた。市長は、約150棟が被害を受けた大規模災害であることを強調。また歴史ある店舗や町並みの焼失について、「被災者も私もがっくりしている」と述べた。その上で「被害の規模が大きく県や国からもお力添えをいただきたい」と支援を求めた。これに対し、平木氏は「党を挙げて対策を取る」と答えた。

続いて一行は、白煙が上がり消防による放水が続く現場を視察した。住民が身を寄せる避難所では、保坂市議の案内で停電した自宅から避難した男性を励ました。

また市対策本部を訪れていた米山隆一知事にも会い、党として取り組むことを約した。

調査を終え平木氏は「被災した人たちが希望を持って新年を迎えられるよう全力を挙げる」と述べた。

調査には真貝維義柏崎市議、杉田勝典、山田忠晴両上越市議、樗沢諭妙高市議も同行した。

公明新聞   2016年12月24日 付け