世田谷区議会議員の福田たえ美です。
9月18日
第3回定例会で、一般質問を致しました。
区民の小さな声も届け!
ヒアリングフレイル予防を!
聞き取る機能が衰えることで、心身の活力の衰えも進み、認知症、うつ病などのリスクが高まることです。
今年度から、高齢世代まで補聴器購入の補助事業が開始され、区民の方と補聴器の話しをする機会が増えました。
聴力の低下に悩む声、相談先のことなど、様々な声が届きました。
世田谷区の次計画に、ヒアリングフレイルを位置付けること、ヒアリングフレイルの啓発活動、相談会などを行うことを提案。
区は、実施すること方向で検討に入ることになりました。
子宮頸がん検診に「HPV検査単独法」の導入を!
令和6年2月に、厚生労働省は「HPV検査単独法」を対策型がん検診に推奨しました。
「HPV検査単独法」って?
子宮頸がんの原因である「ヒトパピローマウィルス」。
ウイルス感染に対して、HPVワクチン。
前がん段階を把握することが可能なのがHPV検査単独法。
現在の子宮頸がん検診と同様、子宮口をブラシで細胞を採取。
採取した細胞を顕微鏡で、細胞を判断するのが細胞診、感染したヒトパピローマウィルスの感染状況を化学的に把握するのが
HPV検査です。HPV検査は、細胞診よりも更に前がん段階を把握することが可能とします。
新たなHPV検査の導入を12年前に、議会で提案したことも受けて、区の考えを確認致しました。
今後、導入してる豊島区を参考に、世田谷区での導入を求め、検討していくこととなりました。
障害者(児)の移動支援事業の支給時間を柔軟に!
移動が困難な障害者・児が、基本的人権のある個人としての尊厳にふさわ市い日常生活や社会生活を営むことができるよう、
地方自治体で移動支援事業を実施しています。
1月に支給される上限の時間数が、実際の生活と乖離することを踏まえて、年間の支給時間を柔軟に支給できることを求めました。
区は、先ずは、利用状況を把握し、柔軟な対応を検討する。
医療的ケア児の受け入れ保育園の拡充を!
令和3年6月に公布された「医療的ケア児およびその家族に対する支援に関する法律」は、「家族の離職の防止に資する」をポイントとしており、
自治体が行う支援は「努力義務」から「責務」へと大き区変わりました。
女性の就業率が、ここ10年6割から8割に増加。
0〜4歳の医療的ケア児が、他の年齢層を超えて再多数で、今後も増加するとの推測。
今後、医療的ケア児の保育ニーズは増加すると考えられます。
世田谷区は、5か所の認可の保育園と2園の居宅訪問型で約20名の児童が保育受けられますが、認可保育園では1名の受け入れのため、
卒園者がいない限り新たな入園者を受け入れらません。
更に、全ての園が環八より大きく東側で、遠方で通えない家庭もいます。
現在、医療的ケア児を受け入れている認可保育園で更なる受け入れと、地域偏在の解消を求めました。
区は、検討していくとのこと。
◉これからが、大切です。引き続き、世田谷区の動きを見て参ります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
世田谷区議会議員 福田たえ美