能登半島地震 懸命の捜索続く

世田谷区議会議員の福田たえ美です。      

能登地震
懸命の捜索続く

 
 最大震度7を観測した能登半島地震で、石川県は4日、県内の死者が84人になったと発表した。安否不明者も多数出る中、警察や自衛隊などは懸命の捜索を続けた。

 県によると、輪島市で48人、珠洲市で23人、七尾市で5人、穴水町で4人、能登町で2人、羽咋市と志賀町で各1人の死亡が確認された。県は3日夜から、連絡が取れない住民らの氏名を公表。4日午後2時時点で、穴水町と輪島市、珠洲市、七尾市、志賀町、能登町で計79人が安否不明としている。輪島市では、建物などの生き埋めになったとの情報が40~50件寄せられており、不明者の数はさらに増える恐れがある。

 地震による道路の寸断も続き、県によると輪島市や珠洲市などで少なくとも700人が孤立。自衛隊は道路復旧などのため、海自のホーバークラフト揚陸艇を使って砂浜に重機を陸揚げした。

 県内の371カ所に避難所が開設され、約3万3500人が身を寄せた。各地で断水も続き、自衛隊などが給水支援を行った。

■公明議員が被災現場へ/石川県内、住宅や道路に大きな被害

 公明党石川県本部の小松実幹事長(県議)は4日、最大震度5強・5弱を記録して住宅や道路に大きな被害の出た、同県のかほく市、内灘町、津幡町を相次いで訪れ、地元の公明議員と共に被災状況を調査した。

 かほく市では池田義治市議と共に被災者を励ました。内灘町では土屋克之町議が同行。住宅の半壊や道路の陥没があった同町西荒屋の岡部憲一さんは「ここまでひどい状況は初めて」と肩を落とした。

 津幡町では道下政博町議と共に調査。のり面が崩落した同町緑が丘の鈴木淳自治会長は「避難された方たちのことが心配」と語った。同町津幡に住む福島保志さんは自宅の屋根瓦が落ち、業者に依頼してブルーシートを張った。福島さんは「国の補助があるので申請した。ありがたい」と語った。

 小松氏は「あらゆる地域の被災者にも寄り添っていく」と話した。

 一方、金沢市では1日の地震で震度5強を観測し、住宅などに大きな被害が出た。公明党の源野和清市議は3日、同市粟崎町を訪れ、被害状況を調査するとともに被災者を励ました。

 川端邦夫さん・明子さん夫妻の家は強い揺れで土台部分にひびが入り、床が傾いた。家の前の道は、隣家の崩れたブロック塀でふさがれている。邦夫さんは「大きな横揺れを感じた」と地震の恐ろしさを語った。また、明子さんは「家が傾いていて気持ち悪い」と話した。

 源野市議は「被災者に寄り添い、支援していきたい」と述べた。

公明新聞 2024/01/05 1面

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世田谷区議会議員     福田たえ美

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