札幌市の児童会館、みなみの杜高等支援学校そして青森市・ゆきわり荘を視察

世田谷区議会議員の福田たえ美です。      

8月7日〜9日

会派で、札幌市、青森市の取り組みを学んで参りました。

1日目 札幌市 東雁来児童会館

札幌市の児童会館は、ミニ児童会館を合わせて市内199ヶ所。

札幌市の小学校数が、198校。

学校数とほぼ同数!

世田谷区は、小学校数61校に対して児童館27館で、子どもたちの放課後の居場所の数が断然違います。

札幌市は、全ての児童会館を2008年に公益財団法人・さっぽろ青少年女性活動協会に委託。公設民営で運営しています。

中高生支援としても、札幌市では全館で実施していますが、世田谷区は、5館に限られています。

一部の館で図書館システムを、全館で入退出のシステムを導入。一番大変な入退出の記録を子ども自身が、個人のバーコードを読み取るので職員の負担が随分と軽減されたとのことです。

人材確保と育成も工夫されています。

人形劇など子ども育成に取り組んできた実績をもつ協会だからこそ、市職員では持ち得ない蓄積されたノウハウが活かされます。

子ども子育て応援都市宣言を行った世田谷区。今後の児童館の在り方が、一層問われてきます。

今回の視察を参考にして参ります。

入退出は、 子ども自身が行います!

夏は、寒いお話しがイイよね!

札幌市 東雁来児童会館

札幌市の児童会館を視察

2日目 札幌市 みなみの杜高等支援学校

札幌市立みなみの杜高等支援学校は、平成26年に、札幌市立真駒内小学校跡地に整備を決定。平成29年4月に開校致しました。

自立を支援するためには、高校で何を学ぶべきなのか?この点を研究、分析され、きめ細かい対応がなされています。

学校教育目標は、「共に歩み』『共に感じ』『共にひらく』。

校訓は、「らしくあれ」です。

学科は、普通科 職業コースを設置し、広く職業を学びながら働くを育成しています。

7つのコースで、専門的な学習を!

外部講師による専門的な学習の場は、将来の仕事をイメージのみならず現場での活躍も期待できます。自分に向いた職業の選択にも繋がります。

⚫︎センターコース⚫︎キッチンコース⚫︎サポートコース⚫︎クリーンアップコース⚫︎ファームコース⚫︎エコサイクルコース⚫︎工房コース  

クリーンアップコースでは、アビリンピック金賞を受賞!素晴らしい!

その影響なのか、校舎はピカピカ!

『協育』を推進!
 地域社会との協働による専門的な教育 に取り組んでいます。

『はたらく』を応援!

就労支援コーディネーター
 卒業後2年間は、フォローしているそうです。卒後2年過ぎた時に、同窓会を開催するそうです。社会人として今後の情報交換を行う貴重な機会にしていくためです。細かい対応ですね。

沢山の学びを頂きました。

校長先生、教頭先生はじめご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

 

札幌市 みなみの杜高等支援学校

札幌市 みなみの杜高等支援学校

3日目 青森市 ゆきわり荘

新青森駅からすぐの津軽新城駅。

津軽新城駅

駅から10分ほど歩いた場所にある「ゆきわり荘」に到着。

ゆきわり荘

ゆきわり荘

社会福祉法人ゆきわり会が運営する施設の一つ。

平成5年に、「精神薄弱者更生施設ゆきわり荘」を開設後、必要なサービス提供を進めてこられました。

現在では、共同生活援助/短期入所などグループホームなど30を超える施設とグループホームを利用される方、在宅の方を支えるサービス提供を行っています。

ゆきわり荘

ゆきわり荘

在宅にせよ、グループホームにせよ、サポート体制も合わせて行う法人の取り組みを勉強させて頂きました。

お忙しい中、視察にご協力頂きましたこと心より感謝申し上げます。

青森市立新城中学校

青森市立新城中学校の生徒さんの作品です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

世田谷区議会議員     福田たえ美

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