世田谷区議会議員の福田たえ美です。
企画総務常任委員会の行政視察のご報告をさせて頂きます。
7月12日〜14日
郡山市、仙台市、盛岡市を視察させて頂きました。
各自治体で、丁寧な説明と質問へのご対応に、心から感謝申し上げます。
1日目 福島県郡山市
「デジタルツール等の利活用」について
市民サービスの向上に繋がってると実感できるデジタル化の取り組みを学んで参りました。
郡山市では、多様化・複雑化する行政課題に、迅速に対応するために、デジタルツールを活用。下記のシステムやアプリを導入し、推進を加速化させています。
ローコードツール : プログラミングの智識がなくても職員のアイディアでアプリの作成を可能。それによって、行政課題に迅速に対応。
BI ツール : データを集約・可視化し分析
360° カメラ : 全方位画像カメラで撮影・公開することで、公共施設の案内の充実やオンライン観光に活用
人流分析ツール : イベント時の人流・滞在時間や交通量の傾向など把握や分析・可視化
これらのツールを活用しながら、
介護認定会議をオンラインで行うことで、認定までの時間を短縮。
保育の分野でも、デジタル化を促進させて業務を改善。
各自治体で、デジタル化を推進していますが、郡山市での事業の見える化で効率よく進めていることを学ばせて頂きました。
2日目 宮城県仙台市
グリーンボンドの発行について
防災環境都市を掲げる仙台市では、脱炭素化の実現に向けて「グリーンボンド」を発行しています。
環境問題に限定した債券は、自治体や企業の資金調達の手法としてSDGsに貢献する仕組みづくりにもなる。
5年満期で、50億円の発行。
調達した資金は、公共施設への太陽光パネル設置、ごみ処理施設の省エネ化改修などに活用している。
3日目 岩手県盛岡市
公募設置管理制度(Park -PFI)について
盛岡市では、民間活力を導入して公園を再生・活性化をするために導入した公募設置管理制度(Park -PFI)を視察して参りました。
公園の一部を民間に管理・運営を任せる手法です。
2017年(平成29年)に、都市公園法が改正され改正により新設された制度です。
PFI法に基づいて行うPFI事業と異なり、根拠法は都市公園法になります。
民間資金とノウハウを活用することで公園を利用者にとっての利便性向上と合わせて、公園管理する自治体の財政負担を軽減していきます。
議会の承認が必須になっていないことや、契約期間が最長20年などの特徴を有しています。
中央公園整備事業を視察させて頂きました。
財政負担を軽減する公募設置管理制度(Park -PFI)を公明党世田谷区議団として訴え続けて参りました。一歩でも前進するよう、頑張って参ります。
中央公園整備事業 ↓
視察にご協力頂いた皆さまに、心より感謝申し上げます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
世田谷区議会議員 福田たえ美