書かないワンストップ窓口について

世田谷区議会議員の福田たえ美です。  

世田谷区

書かないワンストップ窓口について

 

「障害の子どもを抱えながら、区の手続きが大変。ワンストップ化を!」

「高齢になり、何度も書くのが大変」

福田たえ美に、以上の声が届きました。

11月29日の第4回定例会で一般質問致しました。

書かないワンストップ窓口について伺います。

2022年6月7日に、「デジタル社会の実現に向けた重点計画」を閣議決定しました。

目指すデジタル社会を「誰一人取り残されることなく、多様な幸せが実現できる社会」とし、民間企業と連携して行政手続きをオンライン化及びワンストップ化することで、互いに負担を軽減し、国民生活の利便性向上を目指すことを明言されています

 本区において、DX推進委員会プロジェクトチームで各PTを立ち上げていますが、SDGsの誰も取り残さないとの視点が十分議論されているとは思えません。

例えば、我が会派として、ワンストップ手続きの象徴として、再三、お悔やみコーナーの設置を求めて参りましたが、一向に進展がありません。

北海道北見市では、独自開発した「窓口支援システム」の導入で、横断的な受付業務を可能とし、ライフイベントごとの手続きの書かない窓口と「ワンストップ窓口」を実現しました。

書かない窓口では、職員が市民の住所、氏名、生年月日などの情報や申請内容を聞き取りし、窓口支援システムへ入力を行います。お客様は印刷された申請書を確認し、書名欄に記入し終了です。申請書作成の手間が軽減、手続漏れも防止され、お待たせしない窓口を実現しています。高齢者、字を書くのが苦手な方、外国人にとっても優しい窓口になります。

更に、システムの導入により民の困りごとを随時改善し、サービス向上につなげています。例えば、死亡届提出後のおくやみワンストップサービスは、市役所での手続きの簡易なものをまとめて受付しワンストップ化を可能とします。福祉部門においても、必要な情報共有を図り住民へのサービス向上に努めています

 高齢者や障がい者、外国人など誰もが使いやすく、恩恵が受けられるデジタル化の構築に全力で取り組むべきです。

たえ美 :  庁内における手続きのワンストップ化を進めることを求めます。

住民記録・戸籍課 : 何度も来庁することのない窓口サービスの実現に向けて取り組んで参ります。

 

たえ美 : 障害のある方など手続きごとに何度も申請書を記入することが困難な方もいます。そうした方も含め、全ての区民が何度も記入せず手続きが済むよう「書かない窓口」の実現を求めます。

住民記録・戸籍課 :  複数の手続きで来庁される方の申請書作成の負担軽減に向けては、例えば、氏名、住所などが複数の申請様式に一括して印字できる方法やその有効性などについて課題を整理して参ります。

 

たえ美 :  福祉領域においても、手続きの簡略化、ワンストップ化を進めていくべきです。

保健福祉部 : 手続きの簡略化やワンストップサービスについては、D X推進委員会のPTでの検討内容等を少しでも福祉領域に取り込むなど、区民にとってわかりやすく快適な窓口の実現を目指して参ります。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

世田谷区議会議員     福田たえ美

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