広島市で学ぶ平和教育と防災対策

世田谷区議会議員の福田たえ美です。

公明党世田谷区議団として、大切なテーマを現地で学ぶ視察がスタート。

8月5日 
広島市における平和教育の取り組み

8月6日は、広島市に原爆が投下されてから79年目。

広島市の平和公園で開かれる平和記念式典の前日の8月5日に、広島平和記念資料館で原爆の現実を目の当たりに致しました。

改めて、平和の尊さを命に刻み、その後、広島市役所にて「平和教育」と「防災対策」について学ばせて頂きました。

平和教育

平成25年に、広島市は「平和教育プログラム」作成します。

広島原爆投下日時の認知度の調査を行った教育委員会は、低下していく現実を把握。

この様な課題から、平和教育を教育委員会で示す必要性を痛感し、小学校、中学校、高等学校で、一貫して学べる「平和教育プログラム」が作成されます。

 

継承の取り組み

被曝者の高齢化への対応として、伝承者育成にも力を入れていました。
 

平和教育アーカイブス 

子どもたちにも分かり易い語りかけは、とても聞きやすい動画に編集。

こどもピースサミット(小学生)

市内の子ども対象に、作文を広く募集し、20人が選出され、平和の意見を出し合っていく。

代表の2名が平和記念式典において、平和への誓いを発表。

子どもたちが自ら「平和」について考え行動を起こすことで、心の醸成に繋がっていく。

平和教育は、いじめ、差別をしない心の醸成に繋がっていく。

広島の思いは、被曝者の方々は、同じ思いをさせたくない。だから、二度と戦争を起こさない。

広島市の防災対策

広島市は、平地部が約17%。

地形の関係上、古くから傾斜地での居住者が多い。

市内の土砂災害警戒区域等は、  約45000越えです。

平成26年8月豪雨災害では、線状降水帯の発生により、

死者 77人

負傷者 68人 

床上浸水 1084件

床下浸水 3080件

多くの犠牲者と被害をもたらした災害。

お亡くなりになられた方々に、心よりご冥福をお祈りいたします。

災害経験から、防災を我がこととして行動に起こせる工夫を凝らした複数の対策を講じられていました。

多くの学びをさせて頂きました。

お忙しい中、視察にご協力頂きました広島市の教育委員会・学校教育部指導第一課、危機管理室災害予防課の皆さま、ありがとうございました。

  最後までお読みいただき、ありがとうございました。

世田谷区議会議員     福田たえ美

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